うらみかね


『玉葉和歌集』に4首入集。そのうちの1首(巻第九 恋歌一 1391)。

年をへてつれなく侍りける女に

うらみかねそむきはてなんと思ふにぞうき世につらき人も嬉しき

(訳)恨みかねて離れてしまおうかと思うが、浮き世に辛い人も嬉しい? 訳せません。おわかりになる方、ご教示ください。

元記事は「平忠度:熊野の歌」。